空調機における散水装置の役割

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空調機の機能を最大限に活用するために必要なオプションとなる散水装置。散水装置とは文字通り、散水するための装置です。室外機の上部から空気の吸い込み口に向けて散水することで夏場においては吸気面を冷やすことができます。室外機内を散水によって冷やすことで、熱交換が進み、冷媒に向けてのエネルギーを必要としなくなるため、省エネ効果を発揮することができます。散水装置は比較的安価で購入でき、メーカーやサービス会社においても熟知している場合が多いため安心して取り付けることが可能です。しかし、散水した後の排水処理や劣化対策を必要とします。また、業務用の空調機となると月に100トン近い水量をしようすることになるため、多額のランニングコストが発生します。空調機の置かれている環境に配慮して検討を行うことがおすすめです。